薔薇の雨

私が私で在るために

父のこと:約2ヶ月

救急搬送されてから約2ヶ月の間

痛い辛い苦しい毎日ばかりだった

のではないかということに思いを

寄せるとやはり死に病いに人は

非常に苦しむのだということ



それに対して家族も医師も誰も

何も出来ないのだということを

痛感します



それでももう少しでも何か気持ち

的にも楽になって貰えることを

出来なかったのかと思ってはただ

ただ涙が溢れます



本人はまた元気になって家に帰る

為にあらゆる痛みに耐えたと思い

たいです

それは前向きにまた生きることに

気持ちが有ったと思いたいです



妹は意識の無い中ストーマや人口

肛門を施されたことを恨んでいた

のではと言っています

だけどそうしなければあのまま

命を落としていました



私が会えたのも3回の手術のお陰

です

必死で祈りましたが本当にそこが

寿命ならそこで亡くなっていたと

思います



確かにあの意識の無いままなら

2ヶ月苦しまないで済んだなら

会いたいと望んだ自分が申し訳

なかったのかもしれないと感じ

いつも最後の2ヶ月を考える度に

堂々巡りの思考に嵌ります



今はとにかく天国で楽しく過ご

していると信じています