薔薇の雨

私が私で在るために

父のこと:何故か

救急搬送された病院でICUに入れ

られても(手術承諾書等を読み)

恐ろしく大変な状態を脱すること

が出来て通常の療養型の病院に

転院出来たこと



あの入院の日に血色の良い表情を

見れたこと

入院から2日後には読み掛けの本を

読みたいからと看護師さん経由で

本の差し入れをしたこと



だから何故か私は大丈夫だと信じて

しまっていました

確かに自宅は難しくてもまた笑顔で

介護施設に移ることが出来ると

信じてしまっていました



だから何故か誤嚥性肺炎になって

急変してしまうなんてことは考え

られずにいました