薔薇の雨

私が私で在るために

父のこと:3度の面会

結局しっかりと意識のある父に

会えたのは一度だけでした



何度も危ないと覚悟と主治医から

言われていたものの救急搬送先の

病院はコロナの為一切お見舞いは

受付して貰えませんでした



転院先の病院に入院の日に父と

ほんの少しだけ会うことが叶い

ました

救急搬送から私が始めて父の姿

を見れた日でした



発語は出来なかったものの血色

は良くてこちらの問い掛けに笑顔

も見えて安心したのを今でも

はっきりと覚えています



次に姿を見れた時はその前日に

主治医から誤嚥性肺炎を起こし

危ないとの連絡を受けた日でした

この時に父に意識が有ったかは

私には分かりませんでした



そして3度目の面会は主治医から

危篤だから直ぐに病院に来て

下さいとの連絡が有った日です



正直コロナ禍で自由にお見舞い

を許されない状況を当時は恨み

ました



元気で意識が有った頃にもっと

もっと会いたかったです



いえ普通に毎日でもお見舞いに

様子見に行きたかったです



全て決まっていたことなのかも

しれませんが



Note:++++++++++++++++

8/29(月) 午前:転院先入院 面会

9/22(木) 午後:主治医から誤嚥性肺炎知らせ

9/23(金) 午前:面会

9/27(火) 午前:主治医から危篤電話 面会 帰天