薔薇の雨

私が私で在るために

私が私で在るために

ロリータデビュー出来て

今も身に付けれているのは

勿論一生に一度は

ロリータファッションを身に付けて見たかった

その気持ちがずっと有ったからだけど



それでも着たい

もしかしたらまだ着れるかもしれないと思えたのは



クラシカルロリータとの出会いで

クラシカルロリータブランドの中に

好きなブランドさんが存在するから



デザイナーの方がTwitterをされていて

「うちのブランドはいくつになっても着て欲しい」

「お顔の造作や背丈や太っているとか気にせずトライして欲しい」

と重ねてtweetされてますが



ユーザーの自撮りに可愛いとコメされるのは明らかにお若くて可愛い方ばかりで

馬鹿正直に年齢高めの方が自撮りを晒してもスルー

コメ返やイイねもご自分のお気に入りばかり

(勿論私はまだメンタル強化中だからそんな敢えて傷付くことに挑まないけど←)



人なんてそんなものだよね



だから気に入られたくて自分を失くしたりして

自分を卑下したり

必要以上に自分を落として媚びたりは

もうしない



(恋愛以外の人間関係でも)

例え好きで好きで憧れてる人でも

自分を落として迄はアピって尽くしたりは

もうしない



どんなに好き過ぎて例え命を代わりに投げ出すくらい尽くしても

(悲しいけど)その人に好かれるとは限らない



でも特に気にもとめていなくても常に好意的な人もいる



人の好き嫌いは理屈ではなくて

そんなもの



長くそうは思えなくてずっとずっと苦しんで来た

文字通り自分を失くしてでも

命を差し出しかねない勢いで周りの人に尽くして来た



多人数からいじめられ続けて来たトラウマで

周りの人には嫌われてはいけないスイッチが

ずっとずっと入ったままで来た

自分を落として

自分を失くして

必死になって



私は自分を壊した



楽になれたのは

全ての人に気に入られなくても大丈夫

そう思えたから



自分は自分のままで居ていい

必要以上に自分を落として迄

気に入られようとしなくても大丈夫

そう思えたから



だからどんなに大好きな人との関係もフラット

自分が下でなくて良い

私が私で在るために