薔薇の雨

私が私で在るために

私の救い

学生時代は外でいじめられて

家ではいつも両親の大喧嘩ばかりで

一時期は遺書も書いていた位に

自殺願望が強かったことがあります



ずっと自分は居てはいけない存在

だと思っていました



それと同時に何をしても強い虚しさ

激しい空しさを感じていました



こんなことしても意味なんて無い

どうせ人は死に至る

何かをしても空虚しか生まない



それがいつからか逆転して

死への強い恐怖へと変わりました

全ては無くなることへの強い恐怖に

ずっとずっと悩まされていました



私はその救いを見つける迄ずっと

ずっと苦しんで来ました

いつ訪れるか分からない全てが

無くなる恐怖

次の瞬間かも知れない一瞬にして

何もかもが消えて失くなる不安に



空しさも不安も恐怖も全ては

私が創り出した幻

大丈夫

私にはあの方がいつも片時も

離れずに一緒に居て下さるから